ボラカイ島旅行記 カティクラン経由 ホテル スパ レストラン ゴルフ ダイビング ディスカバリー・ショアーズ ル・ソレイユ ホワイトサンドビーチ 2012年冬

ボラカイ島旅行記の概要 2012年12月〜13年1月
いままで2回、オフシーズンのボラカイに行った。今回はシーズンのボラカイはどんなだろうと思って行ってみた。
また人気のディスカバリー・ショアーズに泊まってもみたかった。
ホワイトビーチの風よけはなかったが、あいにくの天気で、雨ばかりだった。
今回はまず、Dモールの中心にあるル・ソレイユに宿泊した。韓国資本のパラダイスガーデンも見て、年越しのガラディナーを体験した。マンダリンホテルで食事をし、レッドココナッツやリージェンシーも見に行った。散歩を兼ねてナミにも食事に行った。
ダイビングとゴルフをしたが、海は暗く、ゴルフ場はすごい風だった。
画像はホワイトサンドビーチ。上はディスカバリーショアーズの前 下はターミナル3のあたり。同じホワイトビーチでもこれほどに差がある。
深刻な環境の悪化が進んでいる。あと数年でボラカイは終わるかもしれない。
マニラ空港の乗り継ぎ カティクラン経由 2012年12月
国際線は予定時刻にマニラ到着。(13:20)
入国手続きをすましてベルトへ行く。(13:40)
荷物がでてきたら、画像で奥の左側出口近くの係官に荷物の申告の書類を渡して、そのあと奥の右側にいる荷物のスタッフに荷物をあずける。
前回は荷物をもってターミナル3へ移動だったが、2012年の夏からシステムが変わっている。旅行業者も知らないことがあるので、確認が必要。
英語の話せない人は、旅行業者から聞いた手順と違うので、ここでパニックだろう
荷物を再度預けたら手荷物だけもって外に出ると、旅行業者が待っていた。(14:00)
車に乗ってターミナル3に移動
2階のカウンターで手続きをしてもらう。15:50発の便の予定だったが、早く着いたのでのひとつ前の便(15:10発)に乗せてもらえることになった。(14:20)
ゲートに着くとすぐに搭乗した。
乗り継ぎのテクニックは前回と同じ
@ 飛行機の席をできるだけ前に取る そのために関西空港のカウンターには7時30分までに行く。
A乗り継ぎ時間が短いので荷物を優先的に先に出すサービスを受ける。
この2つをしておかないととんでもなく遅くなる!!
フィリピン人は日本からフィリピンに帰国するとき、とんでもなくたくさんの荷物をあずける。これが混雑の原因の一つだろう。
年末の大混雑だったが、飛行機がマニラのターミナル2に到着してからターミナル3のカウンターまでの移動が約1時間でできた。
ボラカイで日本人の方から、移動に2時間かかったという話を聞いた。初めてのかたは注意が必要だ。
空から見たボラカイ島 2012年12月
飛行機が降り始めた。空から見るとホテルの位置関係など島がよくわかる。ほんとうに小さな島だと改めて思う。
画像はボラカイ島の北半分。巨大なシャングリラが見える。シャングリラは自然保護区の中にある。
ボラカイ島北部を空から見る。少し高画質。(ただし飛行機の窓越しの撮影のため鮮明でない)
ボラカイ島の南半分。
ボラカイ島南部を空から見る。少し高画質。(ただし飛行機の窓越しの撮影のため鮮明でない)
ボラカイ島(左)とカティクラン(右)。 右端にカティクラン空港(ボラカイ空港)が見える。
カティクラン空港→カティクラン港→ボラカイ島 2012年12月
カティクラン空港に到着
空港から港までは車で5分ほど。
乗合のバンカーボートに乗る。
シャングリラの客だけは高速のボートでお迎えだ。
ボラカイ側の港に着く。初めて来た方は海水の透明度の高さに驚くだろう。
日が沈み始めている。もしカリボ経由なら、同じ時間にまだマニラ空港で待っているか、カリボ行きの飛行機の中だと思う。
この差は大きい
ボラカイ港。 トライシクルに乗って出発。
前回はアイランドスタッフの車が迎えにきてくれたが、いまは旅行客が多いので、他に行っているのだろう。
パラダイス ガーデン 2012年12月
半年前からホテルの予約を取ろうとしたのに、年末年始は、人気のホテルは取れなかった。
そこでパラダイスガーデンに1部屋 ル・ソレイユに1部屋ということになった。
左の道の奥がレセプション。
パラダイスガーデンは、地図で見ると内陸部にあって、ビーチに面していないように見えるが、実際に行ってみると違っていた。
ホテルとビーチまでの土地を買ったのだろう。敷地内をビーチまで歩いていくことができる。
客室はビーチから離れているところにあるので、ビーチの騒がしさは聞こえてこない。建物もゆったりと建てられている。
この道を奥に進むとビーチに出る。途中には建物はなく、荒地か木が植わっている。
パラダイス・ガーデンのレストラン プールの横にあって、ゆったりとしている。緑も多くてさわやかだ。
韓国資本のホテルだけあって、韓国人だらけだが、ル・ソレイユとは大きな差だ。ぜったいパラダイスのほうがいい。
これなら、パラダイスに2部屋とったほうがよかった。
パラダイス・ガーデンのレセプション。 狭い感じだが明るいイメージ。チェックインの様子。
パラダイスガーデンの入口。レセプションは道から少し入っているので、道路の騒音も聞こえない。
夏に泊まったエスタシオ・ウーノは道路とビーチのあいだの狭い敷地にあったので、道路を走る車の騒音がひどかったが、ここは静かだ。
画像はチェックイン時のもの、まだ明るい。
ル・ソレイユ 2012年12月
ル・ソレイユの入口、幅は狭く、小さなレストランになっている。 確かにビーチには面しているが狭い。
画像は2日目の朝。
部屋は暗い。窓の外は壁で、朝になっても光はほとんど入ってこない。
いままでで、最悪の部屋。リゾートに来て、窓から何も見えない。まるで洞窟のような部屋だ。
ル・ソレイユはもっと良いホテルと思っていただけにくやしい。
ベッドには問題はない。しかし真夜中でもビーチの音楽が聞こえてくる。酔っ払った客が廊下で大声で騒ぐ。やっと静かになったのは夜明け頃だが、朝の光は入ってこない。
トイレとシャワーと洗面、不潔ではない。シャンプーなどアメニティはあるが使う気にはならない。自分の持っているものを使ったほうがいい。
夜のル・ソレイユ。 ビーチとのあいだの道には、たくさんの人。Dモールのすぐ南側なので、賑やかだ。
夜、寝ないで大騒ぎをしたい人にはいいホテルかもしれない。部屋は寝るだけ、しかも朝になってから寝るには暗いのでいいかもしれない。
Wi-Fiは無料だが、部屋には電波がとどかない。入口付近のレセプション前のベンチ近くでないと電波がはいらない。しかもすごく遅い。日本の3Gのほうが早いと思う。
ル・ソレイユのレストランから見た海。朝の風景。
ル・ソレイユの前のビーチから南を見る。干潮で水が引いている。遠浅の状態がよくわかる。緑の藻があるのがわかる。
奥の山はカティクランの山。朝の風景。
ル・ソレイユのビーチベッド。
ホワイトビーチの状態 2012年12月
ル・ソレイユの前の海に膝ぐらいまで入ってみた。この通り、緑の藻でいっぱい。これで泳ぐ気がするだろうか。
これが世界一美しいと言われるビーチの実態だ。環境は年々悪くなる。
200を越すホテルの数、たくさんのレストランやパブ、そこで働く人々の住居、これらの出す様々な下水が染み出しているのだろう。
環境を守るためのインフラの整備はまったくないと思う。
Dモールの前はこのくらいだが、南に行くともっとひどくなる。
Dモールの前のビーチから北を撮影。ビーチにはたくさんのセイルボートが並び、客引きがしつこい。
遠くのほうに、小さくウィリーズロックが見える。
Dモールのあたりから北へ歩いて10分ぐらいまではビーチ沿いに道があり、その道の海側のビーチにテントで作った店舗が作られている。
大体だが約4kmのホワイトビーチの南側3分の2ぐらいは汚染が進んでいて、北のほう3分の1ぐらいはまだ綺麗だ。
ウィリーズロックが見える。Dモールから歩いて約15分。
ここまで来るとかなり藻が少なくなる。
ウィリーズロックの前まで歩いてきた。
この岩を境にして、北側にはほとんど藻がない。
藻が発生する原因はホテルやレストラン、一般の住居の排水だろう。
ウィリーズロックから、さらに北に約5分あるいてディスカバリー・ショアーズの前まできた。
さすがに綺麗だ。ゴミひとつない。 さらに砂の細かさは、小麦粉ぐらいにきめ細かい。
世界一美しいと言われているビーチだ。
ここから北に行くと、しだいに大粒の荒い砂に変わっていく。
約4kmと長いビーチだが、ほんとうに綺麗なのはここだけなのだ。
沖のほうに赤い旗が見えるが、この旗のところまで足がとどく、波打ち際から200mほどはあると思う。
小さな石ころひとつない。奇跡のビーチだ。
ディスカバリー ショアーズ 2012年12月
今回の旅行の目的のひとつは、ディスカバリーショアーズに泊まること。
アメリカの旅行雑誌トラベル&レジャーが、アジアのビーチホテルのNo1とした。
その内容を確かめたかった。
画像は私たちの泊まった部屋、いちばんビーチから遠いところにある。2階の部屋だ。
でぃすかばりーショアーズにはビーチ側からはチェックインできないので裏側の入口に着く。
えらく殺風景だ。シャングリラに着いた時のような感動はまったくない。
日本でならばビジネスホテルについた感じだ
ディスカバリー ショアーズの部屋 2012年12月
部屋に入ると、足のマッサージがある。これは気持ちいい。
部屋の中、かなり広い、でもジュニアスイートは言いすぎだ。シャングリラのデラックスと比べて、見劣りする。シャングリラのページと比較してもらえればわかると思う。
また、窓の外は隣の部屋が見える。敷地が細長いのでしかたないが、やはりシャングリラのようにまどから海や木々が見えるような開放感はない。
洗面とその向こうがシャワーとトイレ。残念だがバスタブがない。これは日本人にとっては大きなマイナスポイントだ。シャングリラにはあった。
部屋に関しては、シャングリラの勝ちだ。
お皿にチョコレートで書かれた。ウェルカムのメッセージとおいしいお菓子。これはいい。シャングリラはこんなことはできない。
右上にガラスのボトルにはいったパンダンの飲み物。アジアではよくある甘味料のドリンクだ。東南アジアで暮らしたことのあるものにとっては懐かしくておいしい。日本にはない味だ。
これはディスカバリーの勝ち。
ビーチに行くときに使うタオルなどを入れるためのバッグと日焼けどめが置いてある。シャングリラはこんなことはできない。
これはディスカバリーの勝ちだ。
犬の形にしたタオルがおいてある。目のところは紙でできている。することがかわいい。
これはディスカバリーの勝ちだ。こまごましたところで、ディスカバリーは点数をかせぐ。
ディスカバリー ショアーズの庭 2012年12月
ディスカバリーの敷地は大きく2段になっている。ここは上の段。
上の段から下の段を見下ろしたところ。移動にはエレベータと階段がある。
ディスカバリー ショアーズのレストラン 2012年12月
マンゴ シェイク これはまあまあの味。
お昼ご飯に食べた、ドライヌードル。少し食べてから撮影した。おいしくない。
ここのホテルの売りは、従業員のホスピタリティの高さだというが、残念ながらいろいろな点で問題がある。
例えばレストラン、手をあげて従業員を呼んでみるが、気づかない。気づかないふりをしているようだ。
シャングリラでは、このような不愉快なことはなかった。シャングリラのレストランのスタッフは呼ばなくても気を利かして伺いに来る。
お昼ごはんに食べたサラダ。少し食べてから撮影した。おいしくない。
実は、このとき、サンドイッチも注文していたのだが、結局こなかった。客のオーダーが通ってない。
従業員のレベルが低すぎる。
朝食、ビュッフェ。食べられそうなものをとってきた。ル・ソレイユほどひどくはないが、シャングリラとはおもいっきり差がある。種類がたぶん10倍ぐらい違っている。その上、おいしくない。がっかりだ。
紅茶を注文したが、またこない。しばらくしてからもう一度呼んで、ずいぶん待っているが、紅茶が来ないと告げて、やっと来た。
従業員のレベルが低い。と改めて思う。
夕食、まずシーフードのグリル2人前を注文してみた。とうもろこし・・・こんなもの人間の食べるものじゃない。家畜の餌に使うレベルのとうもろこしだ。カニ・イカ・カキ・エビがはいっていた。おいしくない。ただ焼いただけ。
このスープ・・・・味がない。・・・・スパイスが入っていて辛い。簡単に説明すると。うまみのない人参のスープに、コショウ系の香辛料をふりかけたという代物。あまりにまずいので、スタッフを呼んで、他のスープを持ってくるように言った。つぎに出てきたのは、ほとんどお湯のようなチキンスープ。おいしくない。というより。なんだこれはというレベル。
東南アジアを20年ほどうろついてきたが、これほどひどいものには遭遇したことはなかった。
あまりのまずさに気持ちが萎えているところで、となりのテーブルでガラスのコップを床におとして、こちらのテーブルの下まで飛び散ってきた。
となりの客も謝らないし、従業員も謝らない。私たちは他の席に移動した。それでもそこの客も従業員もあやまらない。おそまつだ。
不愉快な思いをしていてもしょうがないので、もうひと皿注文してみた。リコメンドでおいしい料理を頼んだ。
これは豚を焼いたもの・・・また味がない・・焼いただけの豚・・日本の畜産農家の作るおいしい豚を食べていると、外国の豚は旨みがない・・なにを食べてもおいしくない。
サーフ・サイド ホテル と ダイビングショップ アイランドスタッフ 2012年12月
ここは日本人経営のダイビングショップ「 」のあるホテル、インストラクターも日本人なので安心。
ホワイトビーチの中心から南へビーチ沿いに歩いても行ける。
ショップから歩いて船に乗る。ビーチの水の色は緑色。
この日は2本潜った。
ダイブショップの前のビーチから船に乗って島の西側、ホワイトビーチの沖で潜った。
水深は10m前後、初心者向きだ。
妻は10mぐらいが限度なので、妻のトレーニングにはいいかな。
ゴルフ フェアウェイ&ブルーウォーターゴルフクラブ 2012年12月
現在、2012年12月から2013年1月の旅行記を書いています。
ナミホテルのレストラン 2012年12月
ディスカバリーからビーチ沿いに歩いて北に少し行くとナミホテルがある。
お昼ご飯を食べに行ってみた。
手作り?のエレベータでレストランにあがる。
この景色は素晴らしい。
ボラカイで一番の景色というのも納得する。
このレストランは美味しい。
ディスカバリーのビーチから見る夕日 2012年12月
美しい夕焼けになった。
ボラカイで見た中で最高の夕焼けだ。
ボラカイ島に来て、ディスカバリーやフライデイズのあるホワイトビーチの北の端のビーチから見る夕焼けを見ないなんて考えられない。
残念ながらシャングリラからでは、こんなふうに見えなかった。
現在、2012年12月から2013年1月の旅行記を書いています。