黒川温泉 山みず木 露天風呂 料理/食事 部屋 旅館 ホスピタリティ 2012〜2014年

「山みず木」の露天風呂 幽谷の湯(男風呂) 2012年5月
山みず木は黒川温泉の中でも最も人気があり、ランキング上位の温泉旅館。温泉はもちろん源泉掛け流し。黒川温泉復興の立役者の新明館の社長により平成2年に開業した。まさに理想の宿と言って良い。
画像は山みず木の露天風呂(男湯)。渓流のそばにあって、渓流の流れと風呂が一体化している。まさに、山と水と木しかない。朝は湯煙の向こう側に山が見え、昼は木漏れ日、心地よい風、川を流れるみずの音が心地よい。
湯の温度は高め。冬はちょうど良いのだが、いつもは熱い。温泉なので少し入っていると我慢できなくなる。そこで半身浴をしたり、夏には冷たい渓流に浸かって体を冷やす。これがまた気持ちいい。ただし宿からは危険なので渓流に入らないように、注意書きがされている。あくまで自己責任である。
山みず木の泉質は ナトリウム塩化物・硫酸塩泉(中性低張性高温泉)
効能は 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・冷え性・くじき うちみ・関節のこわばり・慢性消化器病・運動マヒ
画像はiphone4Sで撮影。まさか一眼レフカメラを持って露天風呂に行くわけにも行かないので、他の泊り客がいなくなったときに脱衣所からiphoneを持ってきて撮影した。Microsoft ICEを使って2枚の画像を横に連結してパノラマにしている。
「山みず木」の地図
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この地図の中心のあたりに「山みず木」がある。地図で見ると「野の花」の北側、野の花から北西(道は下り)に100m行くと北向きの分かれ道があり「山みず木」の看板が立っている。「野の花」と「樹やしき」の間に「山みず木」がある。
山みず木の入りに広がる里山の風景 2012年5月
「山みず木」に行くには黒川温泉街のほうから登るか、九重山の方から西向きに下ってくるかだ。まず最初に心を癒されるのは、道から「山みず木」の敷地に入るところから見た里山の風景だ。
ここから奥には「山みず木」しかない。中央少し右に車の見えるあたりの向こう側に山みず木がある。この日は外湯の客が多く、途中の道に駐車している。黒川温泉に来て山みず木の露天風呂に入らないなんて考えられない。
この風景を撮るのにカメラをかまえる人は多い。この画像はCANON-EOSの28mmで撮った画像3枚をMicrosoft ICEで連結してパノラマ画像にしてみた。
山みす木の里山風景(高画質)
<注>
2014年秋から、この風景は大きく変わっている。山みず木の姉妹旅館(ホテル)である「深山山荘」がここにできた。
半分から奥の畑になっている部分は以前から山みず木の所有の土地だったのだが、ここにvilla形式(離れの部屋)の旅館ができたのだ。
深山山荘のコンセプトは納得できるものが多くある。まず、山みず木には外国人の宿泊客が多い。外国の人にとって日本の旅館形式は馴染みにくいのではないかと思う。
特に食事は、日本人にとってすばらしい料理が必ずしも外国人にとってそうではないこと。私自身外国のすばらしい味のレストランに日本人の友人を連れて行ったとき「おいしくない」と言われた経験がある。味覚が違うのだからしょうがない。深山山荘は宿泊と食事は分離されている。
そのほか興味深いことがたくさんあるが、わたしはまだ宿泊していないので、後日紹介したいと思う(2014年11月現在)。
2014年の年末から年始にかけて宿泊の予約をしているので、深山山荘については2015年1月に書きたいと思っている。
山みず木の入りに広がる里山の風景 2012年10月
駐車場から見える風景。
山みず木の玄関 2012年5月
里山の風景に癒されながら進んでいくと駐車場がある。けっして広くない。駐車場には係りが常駐していて迎えてくれる。ちゃんと私たちの車を止めるスペースを確保してあって、他の旅館のようにたまたま空いているところにとめらされたりしない。あたりまえだが、安心する。ちゃんと待っていてくれるのだ。荷物を係りに預けて玄関に向かう。
山みず木のロビー 2012年5月
玄関を入ったところ、靴をあずかってもらって、中へ入る。何度も泊まっているので私の名前を書くだけで部屋に案内される。いつも旅館に着くたびに思うのだが、玄関の作りや、接客はとても重要、長い車の運転で疲れている。旅館に入って目に触れるものがどういうものかで、癒しの度合いが違う。山みず木の玄関は、きわめて上質、必要かつ不可欠なものしか目にははいらない。過剰な出迎えも必要ない。過剰な装飾も必要ない。
前回泊まったあと、いくつか改装があった。玄関のロビーが板張りになって暖炉が置かれていた。以前のカーペットは少し古くなっていたように思うので、いい感じになったと思う。
しかし、画像がないが露天風呂のセメントを塗り替えていて、以前はセメントの洗い出し技法で仕上げてあったのに、セメントの塗りっぱなしになっていた。こちらは残念、前のお風呂はセメントが肌にさわらないので、とても気持ち良かったのだが、今はセメントのザラザラが肌に触る。
他の客がいれば、少し腰を下ろす場所が必要になる。特にチェックアウトのときは重なることがあるのでこのスペースがありがたい。他の旅館では立ったまま待たされることも多い。まどの向こうには庭が見えるが、ここにも水の流れがある。
置いてある調度品は上質なものである。飾ってある絵も上品である。このあたりは経営者の美的センスの良さだと思う。
客室と客室の間を流れる小川 2012年8月
客室と客室の間を流れる小川。客室の数は少なく、客室と客室の間にはこのような小川が流れていたりする。
建て方に余裕があるので、他の客が泊まっていることをあまり気にしないですむ。露天風呂に行くときにすれ違ったりするぐらいだ。
客室から出て露天風呂に向かう道 2012年8月
露天風呂に向かう道も緑でいっぱい。自然の林のようにも見えるが、これは全て植えたものだ。日本には里山の風景というものがある。里山とは人間と自然が関わりあって、できる風景のことだ。
自然に見える風景だが、人が手入れしてやらなければこのようなすばらしい光景にはならない。それでいて豊かな自然を感じる。日本人の美意識の原点だ。
左に行くと男湯、右に行くと女性専用ゾーン。
山みず木の客室 203号室 2012年
山みず木のお部屋は全部作りが違う。廊下もまっすぐでない。そのため何度泊まっても新鮮だ。中には、この部屋はダメと思う部屋もある。私は川の見える部屋が好きだ。川の見えない部屋に泊まったことがあるが、やはりがっかりした。露天風呂付の部屋もある。ただし、露天風呂付の部屋に泊まると、上の露天風呂に行く回数が減る。
混浴露天風呂は無くなった 残念だ 2012年
山みず木には、家族で入れる露天風呂がない。以前は上の男湯が混浴だったので、妻と入れたのだが、今は男専用になったので、入れなくなった。山みず木に注文をつけるとしたら、この点だけだ。川の見える場所に夫婦で入れる露天風呂を作ってもらいたいものだ。
風呂付の客室に泊まれば良いのではと思われるかもしれないが、小さな風呂では醍醐味がない。上の露天風呂に夫婦で入ったときの感動はすばらしかった。
山みず木の部屋のまどから見える風景 2012年8月
川側の2階、203号室から見える風景。窓から見るとこのような風景である。
川の流れの音が心地よい。ときどき野鳥がやってくる。風呂から出てきて、窓辺で涼む。いいきもちだ。夏の日中でもここは涼しさでいっぱいだ。
日本中、真夏日で、熱中症で倒れる人が多くでている。同じころに、ここはなんという涼しさだろう。
ふしぎなぐらいだが、山みず木を出て、山の上のほうに行くと九重の高原だが、高原のほうが暑い。山を下ると小国の町だが、もっと暑い。
この渓流と木々が山みず木の気温を下げているのだろう。
山みず木の横を流れる渓流 2012年10月
山みず木の部屋の下を流れる川を駐車場から降りて見ると、こんな感じ。
山みず木の料理 1泊目 2012年8月
山みず木の料理は年4回変わる。季節ごとにくると、その季節の料理が食べられる。実においしい。特に豪華な食材が使われているわけではない。しかし季節感がある。その季節のおいしいものを、手の込んだ料理で食べさせてくれる。
食事は専用の部屋で食べる。もちろん部屋ごとの個室だ。客室で食事をするのに比べ、調理場が近いので、出来立てを食べられる。また部屋で食事をするところは食事を部屋まで運ぶときに廊下が騒々しいが、ここでは静かだ。
出来たてのおいしい料理が次々と食べるスピードにあわせて運ばれてくる。私たちの場合2時間ぐらいかかってしまう。
いつも最後はギブアップ状態になるので、最後のデザートは部屋に運んでもらって、寝る前のお風呂のあとに食べることにしている。
夏に泊まったときは、ご飯がおいしいとうもろこしご飯だったので、残すのはもったいなくて、おにぎりにして部屋にもってきてもらった。
山みず木の料理 2泊目 2012年8月
連泊をすると、2日目の食事は違うものが出る。1日だけの客はみな同じ料理だが、連泊の客は、料理長が全部作っていると思う。ぜったい1日目よりおいしい。もちろん1日目もおいしい。
のだ。
画像は連泊した2日目の料理、1泊だけのお客には、この料理は出ない。
竹の器に竹の子の皮で蓋がしてあって、開けると鮎のお刺身が入っていた。なんと鮎の卵も・・・おおおおお・・おいしい・・
日本人は料理をまず目で見て味わう。そして季節を味わうのだ。
料理は3連泊まで、違う料理が用意されているそうだ。そう聞くと、4連泊して料理長を困らせてみたいという欲求が・・・・
高血圧の方へ ひのきの内湯 2012年
黒川温泉の泉質は 実にたくさんあり、旅館によって違っている。旅館によっては異なる泉質の源泉を2つ持っているところもある。
山みず木の泉質はナトリウム塩化物・硫酸塩泉(中性低張性高温泉)だ。
硫酸塩泉は肌の蘇生効果がある。美人の湯のひとつ
塩化物泉は体を温め、保温効果が高く、筋肉を和らげ、血液の循環を良くする。
私は高血圧である。高血圧に効くのは、一般に二酸化炭素泉・硫黄泉(硫化水素泉)・放射能泉だ。
残念ながら山みず木の泉質は高血圧に効能がない。しかも露天風呂の温度が高い。
高血圧に高温の温泉はよくない。高血圧に効くのは37〜40度。つまりぬる目のお湯だ。
そこで、山みず木の露天風呂(男湯)に入る前に、少しぬる目の温度設定の内湯(ひのき)があるので、まずこの内湯に入り、体をならす。
つぎに露天風呂は無理して熱いお湯につからない。半身浴か露天風呂の縁にある浅いところで座る。
「耕きちの湯」 お勧めの湯 高血圧の方へ 2012年
そして、これはおすすめなのだが、「耕きちの湯」。
ここは山みず木と経営の同じ姉妹店。
山みず木の客は300円で入浴できる。
普通は大人400円。
山みず木から車ですぐのところにある。
耕きちの湯は単純硫黄泉。そして浴槽が分かれていて、高温の浴槽と低温の浴槽がある。
低温のお湯で硫黄泉とうことは、高血圧に効くのかも?
しかし、耕きちの湯の効能には高血圧に効くと書いてはいない。
主に、美肌効果と皮膚病に効くと書かれている。
・ここでウンチク・・
硫黄泉には単純硫黄泉と硫化水素泉がある。
単純硫黄泉には硫化水素ガスが含まれてなく、硫化水素泉には含まれる。
・硫黄泉の特徴:
最も温泉らしい温泉。地下から湧出するときは共に無色透明だが、空気に触れると酸化して黄色化する。
ゆで卵の腐った臭いがする.解毒作用がある。
金属を漬けると腐食し黒くなるのでアクセサリーなどに注意が必要。
病弱な人、皮膚の弱い人は湯当たりを起こしやすい。
硫化水素泉の場合、天候、気温、入浴者の増減などにより温泉の変色現象がみられる特徴がある。
・硫化水素ガスは:
炭酸ガスと同様に皮膚から吸収され、毛細血管や細動脈を拡張させ、全身の循環を改善する。
末梢循環障害・心臓病・高血圧症に良い。
但し硫化水素ガスの毒性は強く500ppmで呼吸麻痺を起こす。
従って硫化水素泉に入る場合は低い位置にある湯箏の換気に注意する必要がある。
・浴用効果:
糖尿病・痛風・便秘・硫化水素泉の湯気を口から吸入すると痰の切れが良くなる効果もある
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・糖尿病・高血圧症・動脈硬化症
・つまり、耕きちの湯は:
単純硫黄泉で、硫化水素ガスが含まれていないので、効能には高血圧がかかれていない。
しかし、ほんの少しでも含まれているならば高血圧に効く。
硫化水素ガスのにおいは腐った卵の匂いだ。
もし腐った卵の匂いが少しでもしたら、お湯に硫化水素ガスが含まれている可能性がある。
耕きちの湯に行くと、入口の駐車場の横に源泉をボーリングしたところがあるが、そこからは卵の匂いがプンプンしている。硫化水素ガスの匂いだと思う。
湯に浸かっていると、まったく匂いがない。
・ここで、化学の勉強・・
硫化水素ガス(H2S)はお湯の中に溶けて硫化水素イオンと水素イオンに解離する。
この反応を正反応という。
そして硫化水素ガスの解離はこの反対の反応を起こすことのできる可逆反応だ。
つまり、条件がそろえば、イオンに解離している硫化水素ガスがお湯の中で逆反応で生じるかも。
・その条件とは、
お湯の中に硫化水素ガスが存在するためには
水素イオンの濃度・・つまりPh値・・酸性だと硫化水素ガスが多いし、アルカリ性だと硫化水素ガスが少ない
耕きちの湯はアルカリ性泉なので、もしpH8.5以上だと硫化水素ガスはほとんど存在しない。
耕きちの湯がもしpH8以下であれば、お湯の中で解離している硫化水素ガスが逆反応で生じるかもしれない。
こういった可能性も考えながら、耕きちの湯を楽しんでみよう。
お湯の中に硫化水素ガスがまったくなかったとしても、ぬる目のお湯にのんびりつかれば、リラックスできる。
お湯は少し白濁した、時に少し青く見えることもあるお湯だ。
この色はいい。
湯の花もたくさん。
建物も風情がある。
高血圧の治療で大事なのは、気持ちをリラックスさせること。
ここの雰囲気はリラックスできる。
耕きちの湯HPへ
パティスリー 麓 山みず木の近くでお勧めの場所 2012年
温泉街の中においしいスイーツがある。山みず木に行く前に買っていくと、部屋にはコーヒーメーカーがあるので、コーヒーを入れた時にいいかな。でも夕食の前に食べると、おいしい料理が食べられなくなるし、夕食の後は、おなかいっぱいでどこにも入る隙間はないし、朝食も、たくさん出るし・・・
戸無しの蕎麦屋 山みず木の近くでお勧めの場所 2012年
蕎麦を食べるのなら 「戸無しの蕎麦屋」 黒川温泉から442号線を下って南小国町に入り、阿蘇の方に向かったところ。蕎麦街道の道案内があるからすぐわかる。山みず木から車で15分ほど。蕎麦街道の一番奥。こんなところにあるのかと驚く程、道の奥にある。
蕎麦街道の発祥の店ということで、客が多い。私たちは1時間30分待って食べた。
山川草木 蕎麦 山みず木の近くでお勧めの場所 2012年
戸無しの蕎麦屋の姉妹店 「山川草木」 黒川温泉から442号線を小国町に向かい、南小国町と小国町の境目にある。山みず木から車で10分ほど。名水「旗返しの水」が湧いている。
戸無しの蕎麦と山川草木の蕎麦は、基本的に同じ味だ。
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葛料理と蕎麦の 蕎麦菜 山みず木の近くでお勧めの場所 2012年
蕎麦街道の入口のところに葛料理の蕎麦菜がある。葛を使った料理がおいしい。人気店なので予約をする方が良い。
蕎麦もすごくおいしい。
葛切りのセットと蕎麦のセットを注文した。
これは両方共通の最初の4品。
山芋を細く切って麺状にし、そうめんのようにしたもの。
クズでトロっとした冷たいジュース。
葛のあえもの。
かぼちゃの茶巾に葛のあんかけ。
どれも絶品。
ことしの新蕎麦。
蕎麦もおいしいが、ここのつゆは実においしい。
ほかの蕎麦屋では蕎麦湯をいれて飲むが、ここのはおいしいのでそのまま飲んでしまう。
蕎麦もつゆも絶品。
葛切りセットの葛切り。
蕎麦セットと葛切りセットは 上の蕎麦とこの葛切りの違いで、あとは同じ。
この葛の歯ごたえがたまらない。モチモチ、つるつる。
また、この黒蜜がうまい。しつこくなく、さわやかだ。ほのかに柑橘系が入っている。
この黒蜜も最後まで飲んでしまった。
小国米のご飯に芋がのっている。芋は皮の部分をもみじの形に残している。その上に葛のかかったご飯だ
おつゆの具も屑でできている。これはうまい。
上の2つは蕎麦のつゆと黒蜜。こんなうまいもの下げられてなるものか。
ドルチェ(デザート)も葛のコーヒーゼリー。
たまらないね。
コーヒーのカップは阿蘇の高遊窯。
上のカボチャの葛あんかけの器も高遊窯だ。
やさしい色合いが料理の色を引き立てている。
葛のゼリー
妻とわたしにと違う品を出してくれた。うれしい心遣いだ。
葛を使った、葛ロールケーキ。蕎麦菜さんでお土産に買って帰った。
小麦粉は使われていない。しっとりとした感じで、おいしい。
蕎麦菜さんでも使われている阿蘇高遊窯の陶器。我が家で使っている。
野の花が絵付けされ高還元で焼かれている。作者は女性で、優しい人柄が作風ににじみ出ている。
南小国の田園風景 山みず木の近くでお勧めの場所 2012年 10月
蕎麦街道の入口のあたりの田園風景
南小国の農家はすごい。棚田になった。田んぼが実によく手入れされている。刈り取った稲穂はきちんと干している。これはお米がおいしいわけだ。
農地の区画整理とか言って、美しいカーブを描く昔からの棚田を壊し、コンバインで生の稲穂から無理やりモミを引きちぎり乾燥機で乾燥させたコメがうまいわけがない。
美しいものは、おいしいのだ。
南小国の田んぼは美しい
九重花公園 山みず木の近くでお勧めの場所 2012年
山みず木から九重高原にあがって竹田方面へ、山みず木から車で15分ほどのところに九重花公園がある。
広い敷地にたくさんの花が咲いていて、レストランや軽食が食べられる。
九重花公園の公式HPへ
ラムネ温泉 黒川温泉の近くで高血圧に効く温泉は 2012年
長湯温泉(ラムネ温泉)・・二酸化炭素泉 炭酸水素泉
すごくぬる目のさむいぐらいのお湯だが、じっとはいっていると、体中に泡がついて、さむくなくなる。
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入湯手形のこと 2012年
黒川温泉は女性客が多い。黒川温泉には入湯手形があって1200円で3つまで好きな露天風呂に入ることができる。当然人気の高い「山みず木」にはたくさんの女性客が押し寄せる。
朝の8:30〜夜の9:00まで、この温泉手形を使って「山みず木」にくる外湯のお客が、とんでもなく多い。
男風呂はまだがまんできる程度ではある。がまんできるとはいえ、1回400円で来る客とその数十倍のお金を出している客とが同じとは・・
女性用の風呂は込みすぎている。特に洗い場は泊り客が使えない状態だ(妻の意見)。
泊まり客が、外湯の客が多すぎて風呂に入れない・・・これは改善してもらいたい。
実際のところ泊り客が、ゆっくり露天風呂を楽しめるのは朝の食事前7:00ごろと夜の食事が終わってから10:00ごろなのだ。
改善案として、外湯の人数の制限をしてみてはどうだろう。
<注>
上記の女性用の風呂の洗い場の件だが、このページを書いてからしばらくして、山みず木に宿泊したところ、洗い場は大きく改善され、快適なものになっている。(妻からの情報)
黒川温泉の入湯手形のページへ
蛇足
日本の旅館もあちこち行ってみた。良い旅館はないかと歩きまわってみた。HPにだまされてはいけない。旅行業者の宣伝にだまされてはいけない。値段にだまされてはいけない。高額の宿泊料金だから良いところだろうと思って、何度がっかりしたことか。
ここ以外はわざわざ出かけて行って泊まる気がしない。それほどの高レベルの旅館だ。その理由はいろいろあるが、もっとも重要なのは、ホスピタリティの高さだ。ここの客室係りは、私たちが何度目の宿泊で、前回の宿泊はいつで、そのときどのようなリクエストを出したかを知っている。客によって違う感性を、記録して、対応しているのだ。
他の常連客と、話したことがある。その方は、もし他で山みず木ぐらいのレベルのところに泊まると3万円以上はかかると言われた。私もそう思う。だがここは2万円以下で宿泊できるのだ。(風呂付客室は除く)
困るのは予約が取り難い。半年前から予約できるのだが、常連はみんな半年前に予約を入れる。このことを知らなかったころは1ヶ月前ぐらいにに電話して「満室です」と言われ続けた。